6年ぶりの演奏会♪

7月1日に木造館で「山崎 理恵の音楽が聴きたくて」の会主催のピアノ演奏会♪を開催させていただきました。6年ぶりの演奏会でした。たくさんのお客様の前でピアノが弾ける幸せを再び感じました。

お越し下さいました皆様、開催にあたりまして準備を進めて下さいました皆様、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

プロフィールに少し書いてありますが、私は、20歳の時に難病である膠原病の中のSLEという病気を発病し、今から6年前にこの病気の再発と髄膜炎を併発してしまい、40度近い熱が続き、脊髄に炎症がおきて、ウエストから下、足全部が動かなくなってしまい、車椅子の生活になってしまいました。

それからは、足が全く動かないのでピアノのペダルが踏めなくなり、健常者で演奏活動をしていた頃に弾いていた曲が弾けなくなり、舞台に立つことを断念せざるを得ない状態になってしまいましたが、3年ほど前から、「また舞台で弾きたい。たくさんのお客様の前で弾きたい。」という私の思いを聞いて下さり、表鉄工所さんとミューロンさんがペダルアシスト装置を開発して下さいました。

この装置は、細工した笛を口にくわえ息を吹き込むと、その息をセンサーが感知し、電気信号を送り、ペダルを踏んだ状態にしてくれます。

息で吹きながら手で弾く、という2つのことを一緒にしなければならないという点では難しいことですが、ペダルの効果は絶大なもので、音で表現する上では不可欠なものなのです。

6年の間、私の耳にはずっと残っていたペダルの響きを再び聴いて、懐かしい思いと、これからは弾きたい曲が弾ける!という喜びでいっぱいになりました!私にとっては夢の宝箱です☆

開発をして下さり、この素敵な響きをプレゼントして下さった表鉄工所さん、ミューロンさん、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

これからは、この装置をもっと使いこなして、体力、肺活量UPを目指し、レパートリーの幅をどんどん広げて、感謝の気持ちを伝えていけたらと思っております。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。